(経済)

1) 今週、チリを襲った大雨は一般社会に被害を出しましたが水源地には恵みの雨で、水力発電に必要な水が大量に貯蓄されたと報道されました。停電の可能性が減少したのは嬉しいニュースですね。先月はチリの3分の1の発電が水力発電でした。しかし水量さえ上がれば、40%どころか50%を超える発電も可能です。(07年11月は59%だった)

2) 原油価格の上昇は止まる様子を見せません。毎日濡れ手に粟の投機筋を別にすれば、世界経済に深刻な影響を与えているのに、肝心のアメリカ政府は全く不法(違法?)投機の取り締まりに乗り出す気配がなく、このまま値上がりすればトラック・バスや飛行機などの交通機関はもちろん一般社会に対する影響は深刻でしょう。

来週からチリでも一部のトラックがガソリン税の引き下げを政府に要求してストに入るといわれています。