(経済)

1) 銅鉱山の利益が上がって上がって止まらないことは既に何度も書いていますが、その儲け頭が国営銅公社コデルコから民間のエスコンディーダに替わりそうです。今年度の4半期でコデルコが昨年対比12%アップの20億ドルと史上最高の利益を計上したにもかかわらず、エスコンディーダはさらにその先を行って、49%アップでトップに踊り出ました。
で、国庫収入は最初の3ヶ月で08年予算の半分をカバーしたとか。どうなっているのでしょうね、この神風。

2) ドル為替と株の動き
ドルは462ペソで締めました。年初500ペソだったの大きく下がってはいますが、一番安かったのは約430ペソですから、順調に戻してきているといえます。株価もそれなりです。

3) 大卒技術者の給料調査
林学科、農学科、芸術部などを卒業した大卒者の給料は下がり勾配。逆になんと言っても飛ぶ鳥を落とすのは鉱山学科とか。この数年で39%の給料アップ。芸術科出身は27%のダウンというのに。
   鉱山学科卒ではなんと月に180万ペソまでいくらしい。一方芸術科卒では3人に一人は仕事が無くて困っているとか。いやはや極端な違いです。