１）チリを代表する幾つもの企業のトップの発言で、今年のチリ経済界の問題として次の三つの項目が注目されるとしています。
- 労働争議
- エネルギー問題
- ドルの為替問題
わかりますね。確かにその３つは現在続行中の問題です。
２）世界的な食糧危機は昨今よく出される話題です。今週チリで米の値上がりがひどいとのニュースが出ました。チリでも米の値段が最近急上昇。
他国のことならともかく、チリで昨年と同じような供給があり、同じような需要があれば、値上がりがあるわけではない。そう考えればこの値上げは投機筋の仕組んだものというのが見えてきます。
３）失業率
08年3月期の失業率が発表になりましたが、それによると首都圏では8.8％の失業率となり、前期の8.9％とほとんど変わらず。
労働者の平均賃金は37万9千ペソで、前の数字より3％ダウンとか。企業も先行きを見切れずに速度を落としているようです。
