１） スペインへの入国問題
チリから欧州に向かった観光客が、欧州最初の地、スペインで入国拒否になりチリの強制送還されるケースが多く報告されています。これに関しスペイン側は、中南米からの不法出稼ぎをコントロールするための一手段なので大幅改善はできないがとしながらも、メキシコとチリからの入国者はその基準を若干やわらかくすると発表しました。それによると入国時の条件として、最小日数の滞在でも最低514エウロの所持は必要とか。
２） 泥棒
チリの一般市民の最大関心事の一つは泥棒問題です。今週の金曜日、いつものように本社から工場に足を運ぶと、工員さんが一人、私に近づいてきて、話し掛けてきました。「フジオさん、私は教会に行くことにしました」そうか普段あまりまじめに見えない彼が反省をして教会に行くことにしたのか。
「自転車で教会に行ってミサに参加しての帰り、教会の外に出ると自転
車が盗られていました」教会の人が弁償してくれるわけは無いし・・・苦しい。これは冗談ではありません。ホンマの話です。
３） 日本がチリ投資
鉱山関係では既に以前から日本企業のチリへの投資が行われていますが、それが不動産にも及んできたらしい。新聞によると第9州のプコン（保養地）の土地と建物などを8百万ドルで購入予定とか。そのほかの物件とも交渉が進んでいるらしい。
