１） チリ人の借金癖が顕著です。
メリルリンチの発表で,国民一人当たりの消費クレヂットは1位がアメリカで約8000ドル。ついで日本の7900ドル。チリはラテンアメリカではトップの800ドル。ブラジルの560ドルを越えています。最少の借金国民はインドと中国でそれぞれ40ドル。金を借りて品物を購入するという仕組みが両国では発達していないのでしょうね。
２） トレ・デ・パイネにあるチャカブコ山（1850M）に登ったまま行方不明になっていた２名の山岳家の死体が発見されました。１０月から行方不明になった二人のチリ人を百日間探しつづけた捜索隊は今週やっと死体を発見したもの。雪崩に遭って遭難したものとみられます。
３） 不法入国した外国人を救済する法律が最近でましたが、その適応を申請した外人の数は予想を上回って3万人を超える模様。申請数が一番多いのは首都のサンティアゴ,2位は北部の中心でフリー・ゾーンのあるイキケでした。
４） 12月31日を祝日にする動きがありましたが、国会で正式に否決されました。あたりまえやん。
５） ボリビアのインディへナ連合のリーダーがチリのマプチェ族との連帯を表明。マプチェで刑務所に入れられている仲間の救済を訴えました。原住民同士の連帯,いいですね。彼らが連帯してスペイン追放声明を出したりして。あと150年早かったら南米全体が変わったかもしれないのですが。
６） 地震がありました。久しぶりにサンティアゴでも揺れを感じました。
先月大地震のあったトコピジャもかなり揺れたみたいですが,彼我は出なかった模様。
７） 夏のバケーションが近づいてホテルの予約を入れる人がたくさんいますが、なんとブラジルのホテルはチリのそれよりずっと安いらしい。向こうのリゾートとチリの例えばプコンを比べるとホテル代はチリが2倍も高いとか？？？
